「Web2.0でビジネスが変わる」を読んで

途中で別の本を読んでいたりしたので時間がかかってしまったけれど、ようやく読了。
ウェブ進化論に比べて、より具体的なケースをもとにビジネス中心のWeb2.0について展開している。インターネットが流行って媒体が変わっただけということではなく、ビジネスモデルの前提が変化したという点がよく描かれていると思う。
大型スーパーマーケットの出現で小さな店の閉店に追い込まれた地域は多くあるだろう。インターネットは、まさに大型スーパーマーケットのように他を圧倒する存在なのだ。現在、大企業であるかどうかなどは全く関係ない。採算が合わなければ、大企業とて縮小せざるを得ないだろう。
あと、本書では事実を歪曲して大げさに言おうという発想がなく書かれているので好感を持てる。かなり自然体の記者がみたWeb2.0という印象だ。

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