グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 新書
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「ウェブ進化論」の読者は、本書も必ず目を通しておくべきだというような紹介が多かったので、その通り読んでみた。
良い感じに「ウェブ進化論」を補完してくれるけれど、別にGoogleの負の側面(Google八分とか)に触れているからということで「ウェブ進化論」を責めるのは変な感じ。
どちらの本も何重にも言葉を変えて同じことを説明しているので、結構くどい(Webに触れていないような本の読者層を想定してなんだろうけど)。ただ、なんとなく知っていたり聞いていたことが整理されるので、Webにどっぷりな人も目を通してみると良いかなとは思った。
しかし、最近薄い本ばかり読んでいるな。初めて文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)を手にしたときの「厚!」って感動(京極夏彦の作品ではかなり薄い方であることを後で知って二度感動)を久しく味わっていない。読書をさぼっている証拠。