営業日は月に20日もあるのか

土日祝がお休みの会社の話。週5日間×4週間で1ヶ月に大体20営業日くらいあるだろう、とぱっと思い浮かぶ。けれども、実際には2月のように日数が少ない月があったり祝日や有給を考慮するともっともっと少なくなるのだろう、という印象もある。
祝日は幸いちゃんと法律で定義されているので(国民の祝日について – 内閣府)、本当のところ何日あるのか数えてみよう。

土日祝を除いた月の日数

 2012年2013年
1月2021
2月2119
3月2120
4月2021
5月2121
6月2120
7月2122
8月2322
9月1919
10月2222
11月2120
12月2121
合計251248

土日祝を除くだけだと結構営業日がある。20日×12ヶ月=240日だから合計と比較すると10日程度開きがある。
次に有給を考える。6ヶ月間継続勤務で最低10日付与(継続勤務年数が増えれば付与日数も増える)なので、合計から10ずつ引いてみる。2012年は241日、2013年は238日。年末年始休暇が元旦のみという会社は少なそうなので追加で3ずつ引くと、2012年は238日、2013年は235日になる。
さて、この合計を12ヶ月で割ると2012年の1ヶ月平均営業日は19.83日、2013年は19.58日となる。表にするとこんな感じ。

 2012年2013年
土日祝を除いた年間日数251248
上から有給として10日引いた日数241238
上から年末年始休暇として3日引いた日数238235
上を12ヶ月で割った1ヶ月の平均営業日19.8319.58

さらに夏期休暇3日、有給も勤続年数が長いとしてもう5日多くとったとして追加で8日引くとそれぞれの1ヶ月平均営業日は2012年が19.16日、2013年が18.91日となる。
つまり、月20営業日というのはなかなか良い線で、そこそこしっかり休暇をとったとしても月19営業日程度はあるでしょう、と言うことができる。

そういうわけで、最初にあげた「実際には2月のように日数が少ない月があったり祝日や有給を考慮するともっともっと少なくなるのだろう、という印象」は否定されました。

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