テキストエディタを乗り換えた。仕事ではプログラムは勿論のこと、テキストの占める割合は非常に高いので、出来るだけ自分に合ったエディタを使いたい。Windowsではフリーソフトも含めかなりの選択肢がある。
一番最初にプログラムを書き始めた頃は秀丸エディタを使っていた。メモ帳に比べると相当高性能なので最初はとても気に入ったけれど、シェアウェアという点がネックになってサクラエディタに乗り換えた。
秀丸エディタもサクラエディタも機能面ではとても素晴らしいと思う。不便に感じることはほとんどなかった。ただサクラエディタではどうしても不満な点があって、それは内部処理がUnicode化されていないこと。どこに影響するかというとフォントの表示。
Macに比べるとまだまだ全然だけれど、Windowsでも「フォントの縁を滑らかにする」という項目でClearTypeを指定するとアンチエイリアスのかかったフォントで表示されるのでかなり見栄えは良くなる。但し、日本語フォントはフォントサイズが大きくないとアンチエイリアスがかからない(どのサイズからかはレジストリで設定できたと思うけどデフォルトでは無理だったはず)。
確かに日本語(特に漢字)の小さい文字はそのままの方が読みやすいと言えば読みやすいので妥協するとして、英字はどうしても綺麗に表示したい。
Windows2000/WindowsXPではFontLink機能を使って欧文フォントと日本語フォント組み合わせて表示することが可能で、これによって英字はアンチエイリアスのかかった状態を実現することができる。
テキストエディタの話に戻ると、この手の綺麗なフォント設定が有効になるためには内部処理をUnicode化している必要があるみたい。そこでEmEditor。念願の美しいフォントのテキストエディタが手に入ったのでとても満足。Professional版はシェアウェアではあるものの機能面やカスタマイズ性がとても素晴らしいので、あっさり購入を決めてしまった。萌ディタみたいな背景(仕事場ではきついか)が表示できるとより良いのだけど。