住基ネットは全国じゃない

住民基本台帳ネットワークシステムのお陰で転出届けが不要で転入届けを出せると思っていたら、自治体が住基ネットに接続していないので無理というオチに出くわした。
住基ネットのサイトの文章に

全国どこの市町村でも

とか出てくるので勘弁して欲しい。嘘は書かないで。何かお国がシステム系なことをすると全然ダメなものばかりのような気がする。セキュリティーが云々言ってるけれど、役所では何の本人確認もなく(最近は免許証の確認とかはするようになってきてるらしい)戸籍とかを発行するのにね。まぁそういう議論自体は不毛とは思わないけれど。
選挙とか能動的なアクションの場合は現状のアナログ感があってもいいかなと思うけれど、消極的な事務処理系についてはもう少し便利にならないかなと思う。

「2ちゃんねるで学ぶ著作権」を読んでみた

2ちゃんねるで学ぶ著作権

2ちゃんねるで学ぶ著作権

良本だと思う。かなり馬鹿げた(しかしリアルな)内容の対談形式になっていて非常に読みやすい。とても勉強になる本という訳ではないかもしれないけれど、判断基準の幅を広げる材料としては十分有意義な内容だと思う。
あと、単純に読んでて楽しかった。

読みから変換は盲点

親に「φ(ファイ)をどのように入力したらいいのか」と聞かれて「ふぁいって打ったら?」と返すと盲点だったみたい。記号一覧から必死に探していたらしい。その他にも「×とか÷とかも読みから変換したら出るよ」と教えてあげた。
パソコンの初心者にはこういう小さな壁がいっぱいあるように思う。聞けば一瞬なことでも自分で見つけようとすると大変だし。自分はインターネットで調べられるからまだマシだけれど、インターネット自体も初心者となると本当に苦労するのだろうなと感じた。

大阪に帰省

明日、友人の結婚式があって東京から大阪に帰ってきた。電車に乗っていると大阪弁が心地良い。
しかし、一度ネットを使い始めるとどこに居ても同じだ。ノートを家から持ってきたから、クッキー情報が残っていて既にログイン済みのサービスばっかりだったりするので、何も変化がない。これだけネット上の環境に変化がないのであれば、どこかの旅館に住み着いて仕事をしてもいいかもしれない。なんか昔の文士みたいだけど。

メールの署名はどこに置く?

メールの署名の位置についての質問です。
質問してみた。アンケート形式だとすぐに多くの回答が貰えてびっくりした。
署名ってメーラBecky!Gmailなどでは引用文を含む一番最後に挿入するけれど、返信が続くと誰がどこまで書いたのかを判別するのが面倒になる。そこで、自分の書いた本文の直後に置く人もいて、結局どっちにするか悩んだ経験があったので質問してみた。

自分の本文の下(引用の上) 99
一番下(引用の下) 194
自分の本文の下と一番下の両方 7

私自身は最終的に一番下に配置することにしたけれど、自分の本文の下に置く人も結構いるということが確認できた。質問ページのコメントで選択肢自体を突っ込まれたが、確かに「最初」とか「その他」とかもう少し柔軟に選択肢は用意するべきだったかもしれない。
未だにどこに書くのが正しいのかは知らない。RFCとかに記述があるのかな。

業務でメールを書くときに気を付けること

会社では様々な内容のメールを書く。一応気を付けていることがいくつかあって、書いてみる。

  • むやみに「思います」を書かない

しなければならないことに対してはこの「思います」を出来る限り避けるようにしている。例えば「添付の議事録をご確認頂ければと思います。」とかせずに「添付の議事録をご確認下さい。」と口調は丁寧でも命令形をきちんと使うようにする。
また、提案なども語尾に「思います」を使ってしまいがちだけど、意見の場合でなければ使わないようにする。例えば「上記のように対応して頂きたいと思います。」ではなくて「上記のように対応して頂きたいです。」というように変に婉曲し過ぎないように注意している。

  • 指示語を使い過ぎない

「掲題の件」とか「標記の件」というようにメールのSubjectを省略したり、引用部分を「下記」としたり、「それ」とか「あれ」とかを多用しないようにしている。日本語としては美しくないけれど、誤解を招かないようにあまりに重複する場合以外は内容を明記するようにしている。
また、「先日お話しました…」とか書く場合は、その後に必ず内容を簡単に書くことにしている。例えば「先日お話しました利用規約の内容についてですが」といった具合。

  • 敬語のレベルを均等にする

丁寧語で書くなら最後まで丁寧語で、尊敬語や謙譲語を使うなら最後まで同じように。

メールは首尾一貫して明確さに気を付けている。間違いがなく読みやすく明確な文章を目指して、いつも送信前に必ず見直してから体裁を整えて送信するように心がけている。

創聖のアクエリオンのコード譜

アクセスログを見ていると「創聖のアクエリオン」と「楽譜」のキーワードで検索に来てくれる人がちらほら居る(ここのエントリのせい)ので耳コピしておいたよ。
本当はもう少し複雑なテンションコードがあるのと、ONベースになっている箇所があるのだけど、ウクレレ記法の限界なので妥協してる。あと、コードの変わり目は何となく判別で。ウクレレ記法の楽譜は著作権侵害になるのかのエントリの通り、歌詞を書くとアウトなので。Enjoy!

創聖のアクエリオン

創聖のアクエリオン

Aメロ
BmspacespaceBm7spacespaceGM7spaceF#m7
BmspaceC#m7F#
BmspacespaceBm7spacespaceGM7spaceF#m7
BmspaceCspace

Bメロ
GM7spaceF#m7spaceEm7spaceBm7space
GM7spaceF#m7spaceEm7DM7(9)CM7(9)
Gadd9spaceGadd9Aadd9

サビ
C#mEAEC#mEA
F#m7spaceEspaceAM7spaceAM7BG#
C#mEAEC#mEA
F#m7spaceEspaceAmM7

はてなダイアリーで今まで書いた合計文字数を表示する

400字詰めの原稿用紙を書くのは大変だったという思い出がある人は結構いるのではと思う。でも、ブログでたくさんの文章を書いている人は少なくない(ブログを書いている人の割合自体は少ないかもしれないけれど)。
そこで、自分の書いた文字数ってどのくらいだろうと思って計ってみた。RSSからやれば良かったのかもしれないけれど、面倒だったので日記のエクスポートから「はてなの日記データ形式」をダウンロードしてJavaScriptで文字数を出した。いけてないコードだけど、貼っておこう。

<script type="text/javascript">
var xml = new ActiveXObject("Microsoft.XMLDOM");
xml.load("export.xml");
var days = xml.getElementsByTagName("day");
var entry = "";
for (var i = 0; i < days.length; i++) {
var bodies = days[i].getElementsByTagName("body");
for (var j = 0; j < bodies.length; j++) {
entry += bodies[j].text;
}
}
alert(entry.replace(/\s|\t/g, "").length);
</script>

日記のエクスポートを行うときのファイル名を「export.xml」にしておき、ダウンロードしたxmlと同じディレクトリに上のコードを適当な名前(拡張子はhtml)で保存する。後はそのHTMLをIEで開くだけ(面倒だったのでIE限定)。一応、空白とかタブ文字とかは除外している。
当ブログの合計文字数は119576文字だった。約12万文字だ。173日書いているので、割り算すると一日約700文字書いていることになる。勿論、引用なども含まれるので正確に自分の文字とは言えないけれど、それでも毎日原稿用紙1枚分くらいの容量は書いているようだ。自覚がなかっただけに、少々驚きの数字だ。

日本の漢字を読んで

日本の漢字 (岩波新書)

日本の漢字 (岩波新書)

先日読み終えたけど、この本は結構凄い。情報量が多すぎてもう一回は読み直さないと頭に入らない。漢字の本来的な流れを実例を出して説明しているので、現実的な説明が多く非常に勉強になる。
この本は私達がいかにイメージを重視して漢字を選択しているかが良く解る本だ。旧字体を好んで使ったり、異体字の違いを雄弁に説明している人は一度この本を読んでみると良いかもしれない。文中では中国や韓国との比較が入っている点も興味深い。勝手に中国を漢字の本場と思っている誤解が見事に解かれている。そう、日本で誕生した漢字は結構あるのだ。
久しぶりに薄い本の割りに読むのに時間が掛かった。また、気が向いたら読み直してみることにしよう。