「Wikiは時間のムダだ」は言い過ぎ

Wikiは時間のムダだ
すごい発言。彼はWikiを誰も使わないからと非難して最後にメーリングリストを勧めている。では、MLとWikiで比較してみるとそれ程Wikiより優れているのか。
検索はどちらも可能。通常のWikiはテキストでデータ管理しているので、容量が大きくなるとレスポンスではGMailなどを使ったMLの方が有利かもしれない。
WikiはHTMLを書く必要こそないけれど、Wiki記法は使い方を覚えるデメリットと装飾が出来るメリットの両方がある。
どちらも情報を共有できるが、MLは新規参入者が過去分を一括取得しなければならなかったりするので面倒。ただし、MLの方が経緯や発言者などがはっきりする。
と、比較していてやっぱり違うなと思った。用途が違う。MLの得意なジャンルはWikiには適わないし、その逆も然り。多くの人と話し合って進めたいならMLが有利だし、情報まとめるならWikiの方が有利だろう。MLは時系列に情報を共有していくスタンスだから章立てできない。過去のML内容をまとめることは勿論可能だけど、それは結局Wikiが向いている。
Wikiが高性能になりすぎて、グループウェアまがいな姿になってきたからこういう批判対象になるのだろうと思う。しかし、経緯や内容を詳しく知らない人が目的の情報を探し出すのに、過去の大量のMLから検索しろというのではあまりに不親切なのだから、Wikiの有用性を時間のムダと切って捨てるには勿体無い。
活発に活動している最中にはMLを使って、まとまってきた内容や枯れた内容についてはWikiでまとめるというスタンスが良いのでは。

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