IE版FirebugなDebugBarを試してみた

http://www.my-debugbar.com/wiki/ToDo/Beta

Firebugの方が便利度は高いけれども、IEで使えるツールとしてなら良くできているかも。HTTPヘッダなどの確認、DOMインスペクター、JavaScriptコンソールなど一通りは揃っている感じ。

レイアウト確認や適用されているCSSの確認もFirebugと同じように実装されている。
あと、個人的にはあまり利用しなさそうだけれども、文字のハイライトとか表示色のスポイトとか画面の拡大縮小とか、お助けツールも付いている。
IE7 + Vistaでちゃんと動いているので良い感じ。

Count Down RSSを使ってはてダに残り日付を表示

Count Down RSSRSSリーダーで見ることを想定して作ったもので、その他の用途としては、お気に入りに登録して時々確認するような使い道くらいしかないのではと思っていた。
ところが、偶然、id:kesuike_tabaoさんのところで発見したrssモジュールの使い方が上手い。特に見た目が良い。素晴しい。
ということで、早速サイドバーにお正月までのカウントダウンを設置してみた。ソースはこんな感じ。

<hatena name="rss" moduletitle="お正月まで" listlimit="1" template="hatena-module" moduletitle="カウントダウン" url="http://cdr.clonedoppelganger.net/rss.php?y=2008&m=01&d=01&n=%E3%81%8A%E6%AD%A3%E6%9C%88">

CSSで少々見た目を調整。

ul.hatena-rss {
text-align: center;
margin: 0px 0px 0px 0px;
padding: 0px 0px 0px 0px;
list-style-type: none;
}
ul.hatena-rss li {
text-align: center;
margin: 0px 0px 0px 0px;
padding: 0px 0px 0px 0px;
font-size: 90%;
list-style-type: none;
}

PHPでSHAを利用する

SHA(Secure Hash Algorithm)をPHPで使おうとすると、以前はMhashを使ったMhash 関数だったけれども、今時はPHP本体にある
SHA-256を使ったHelloWorldはこんな感じ。

<?php
$hash = hash('sha256', 'Hello World');
echo $hash;

hash関数の第一引数はハッシュアルゴリズムの名前で、一覧はhash_algos関数で取得できる。
@ITの記事CNETの記事を参考にすると、SHA-1が既に攻撃方法が発見されているようだ(MD5やSHA-0も発見されている)。
よくあるユーザーのパスワードをハッシュ化してDBに保持する場合なども、今後はSHA-2を利用する方が賢明かもしれない。

スカイ・クロラを読んだ

スカイ・クロラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

スカイ・クロラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

最近、森博嗣が多くなっているけれど、気にしないことにする。
夢で自分の頬を抓るというのを自分の兄が試して「痛かった」という話を聞いたときに、夢でも痛いのだったら今が夢かどうかを確かめることなんてできないではないか、と思った。
そのときは夢かどうかくらいにしか考えていなかったように思うけれども、中学生くらいのときに現実も同じであることに気が付いた。今が夢でないこともまた判らないのだと。
でも、最近は大体この手のことは棚に上げて生きている。もし夢なのだったら悪夢ではなくて楽しい夢の方が良いな、とは思うけれども、夢でも現実でも本人の意識にとってみれば大差のないことだと思うから。
この本を読んで、久しぶりにその辺のことが頭に浮かんだ。少々、感情移入してしまったのかもしれない。

郵便番号検索を全文検索で高速化した

http://post.clonedoppelganger.net/

サジェストは前方一致なので元々速かったのだけど、実際の検索がlike文という、みかんの皮を剥かずに食べるくらいの手抜きっぷりだったので、全文検索を使えるようにした。
N-gram(bigram)のカラムを作って、MySQLのFULLTEXTインデックスを貼っただけだけれども、当然のことながら物凄く速くなった。素晴しい。今は漢字のインデックスしか作っていないけれども、事足りるでしょう。

「すべてがFになる」を読んだ

すべてがFになる (講談社ノベルス)

すべてがFになる (講談社ノベルス)

信じられないくらいの今更ながらだけれども読んだ。これほどプログラマにお勧めできる小説もなかなかないだろうと思った。
MORI LOG ACADEMYを読んでいると、あぁここは著者の発言だな、などと思う文節が多々ある。←間違い(全て著者の発言なので)

社会科で法律の授業をもっとした方が良い

法律を知らない、ということが前提になっていることが多いのではないかと思う。最近のWebでは著作権法が話題だけれども、一般論としては労働法辺りもそうだろうと思う。
だから、小学生とか中学生のときに、こういう事例はこうなのですよ、くらいのレベルでもいいから教えてあげれば良いのだと思う。
靴のまま部屋に上がってはいけない、というくらいに割増賃金の考え方が定着していたら、全社員が文句を言うことになるだろう。そういう意味で、法律が形骸化している部分があるように感じてしまう。みんなが知っている前提に法律が入っている方が健全ではないかと思う。民法の自力救済とかもそうだけれど、なんとなく「そうなの?」と思ってしまいがちな法律は良くあると思うので。
社会科と書いたのは、それくらいでないと常識化しないのではないかと思うからだけれども、理想論かもしれない。公民で取り扱うとかでも良いかもしれない。