http://www.php.gr.jp/seminar/20070901/
感じたことを素直に。PHPはまだまだ発展途上だなと思った。それは未熟という意味ではなくて、仕様模索中とでもいうか。
PHP6では内部的にバイナリ扱いしかなかった文字列がUnicodeとして保持されるようになるみたい。他にもnamespaceなどが導入されたり。良い方向性だと思うし、是非そうなって欲しいけれども、なんと言うか遅いなとも思う。
なぜこのような違和感を感じるのかというと、それは恐らく4とか5とか6とかいうバージョン番号なのだろう。PHP4がPHP1.0でPHP5がPHP2.0とかなら物凄くしっくりとくる。
Javaは初期バージョンから国際化やセキュリティなどの言語の本質的な部分が固まっていたように思う。だから、文法的な改変もほとんどなかった。JDK5.0で大きく変化したのには驚いたといえば驚いたけど。特にオートボクシングは本当にやるとは思ってなかった。
どちらが善悪ではないと思うけれども、そういう理解で使わないと結構な仕様改定が近い将来に来るのは中々ストレスかもしれない。逆に新しい機能の取り込みに積極的なのは良いところもあるかなと思う。json_encode関数とかの導入は早かったし。
さて、カンファレンス自体は少々全体的に間延びしている感はあったけれど、実際に業務利用している人たちの見解が聴けたので良かった。
<?phpシェルは是非ともSourceForgeなどでプロジェクト化して欲しいです。そうしたらコミッタになろうかな。